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Yosemiteへの旅 Day 2 – Merced to Yosemite 〜パーミット取得とテント泊1日目〜 2016/04/24

2016年5月6日 Ikeda 0 Comments

ヨセミテへの旅の2日目です。サンフランシスコとヨセミテの間にあるMerced(マーセド)という町からヨセミテへ。

【目次】
1日目:San Francisco to Merced(マーセド) 〜買い出し準備と前泊編〜
2日目:Merced to Yosemite 〜パーミット取得とテント泊1日目〜 ←イマココ
3日目:Little Yosemite Valley(LYV) to Merced Lake 〜雪のハイキングと焚き火〜
4日目:Merced Lake to LYV 〜ハレのヨセミテハイク〜
5日目:LYV to Half Dome Village 〜Curry Villageから名前変わったのなんで?〜
6日目:Yosemite to Santa Rosa 〜USインディーとビールの旅〜
7日目:Berkeley 〜背中が痛い〜
8日目:Berkeley, San Francisco 〜自家醸造とおいしい食事とライブ鑑賞〜
9日目:Oakland 〜ローカルをリスペクト〜

 

4.24 Sun 6:00 AM – Merced
起床。体調良し。身支度を整えてからバナナを1本ほおばって、慌ただしく出発の準備をした。
チェックアウト時にフリーのコーヒーを貰って、6:45にマーセドを出発。ここからヨセミテまでは2-3時間の予定なので、9時台には到着したい。なぜならヨセミテでテント泊するためのパーミットは数量限定早い者勝ちだから。

この時期はシーズンオフだからオープンの9時に速攻なくなることはないだろうけど、わからない。

 

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最初の目的地はヨセミテ手前の町マリポサ。ヨセミテ内にはガソリンスタンドが基本的にないので、メジャーな給油地でガソリンをいれる。
本当に最後の給油ができるエルポータルという町もあるけど、1ドル値段があがるということだった。足もとをみて高いらしい。

ひたすらまっすぐな140号をいく。道は空いている。
マリポサのガソリンスタンド「Grizzly Gas」に到着。$3/ガロンくらいだった。
案の定ガソリンを入れるマシーンでは持ってきたクレジットカードは使えなかったため、中に入っておじさんと話す。
満タン指定ができない。と言われたので10ドル分でお会計。3ガロンくらい入ったのかな。満タン指定する方法がわからないので次は調べていこう。

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この先はYosemiteに向かうと思われるクルマやツアーバスと列をなしていく。
Yosemiteのエントランスに到着して料金表を眺めるが、今日は年に何回かある無料開放デーのはず。受付のレンジャーにはマップを渡され、今日までフリー!明日からは普通にビジネス戻るよ。とフリーチケットをもらった。ラッキーなことに、30ドル浮いた。
マーセドから2時間でYosemiteビレッジの駐車場についた。

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5月になるまではウィルダネスセンターは閉まっていて、ビジターセンターでパーミット(オーバーナイトハイクする許可証)が発行できるとオフィシャルのウェブに書いてあった。あと、予約もいらないと読めたので、宿も取らずにぶっつけで来てみた。パーミットが取れなければヴィレッジ内に泊まるか、ヴィレッジ内も空きがなければ近くの町のモーテルに泊まることになると考えていた。
9:00のビジターセンターのオープンに合わせて来て今は9:30。結果は無事、パーミットをゲットできた。

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ビジターセンターのカウンターで、Can I get a permit for backcountry?
と聞いてみたら、どのルートで行くのかという返し。
私:サンライズとマーセドレイクに行きたいです。
「サンライズか、snowyだよ。0度になるからね。じゃあ2泊ね。」
ということであっさりルートが決まりそうなんだけど、初日からバックカントリーに入れると思ってなかったし、今からサンライズまで行くのもツライと思ったので、Backpacker’s campground を使えるか聞いてみた。ノースパインキャンプ場の奥にあるらしいという情報をぼんやり得ていたので。
雰囲気的に察してくれて、「確かにサンライズは30マイル?あるし、天気も微妙だからね。
ということで3泊に変更して、今日はLittle Yosemite Valleyにしなさい。」という指示に従いました。
あれよあれよとパーミットの宿泊予定地には、LYV, Sunrise, Merced Lake と書かれたのでした。

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あとはおきまりの注意事項なんだけど、説明がありがたいことにザックリ。ベアキャニスターは持ってる?と聞かれNoというと「ではあちらで借りてね。」と視線の先ではかわい子ちゃんが手を振ってくれていた。
じゃ、いってらっしゃい。とのことでベアキャニスターを受け取ってビジターセンターを後にした。所要20分くらいかな。とても簡単。
行きたいルートと日程を決めておくこと。
入園料タダ、パーミットタダ、ベアキャニスター5ドル(デポジット95ドル)

やや突発的に決まった初日の目的地のリトルヨセミテバレーまでは3年前に日帰りで来たことがあったので、なんとなくの距離感はわかっていた。
もう昼だし、なんだかんだで歩き出さないといけない状態になったのでトレイルヘッドのHappy Isleに移動するべく、クルマをトレイルヘッド駐車場にうつした。

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駐車場での準備。ベアキャニスターに食べ物を埋め込むもなかなか入りきらない。

実はビジターセンターでキャニスターを借りるときに、2個必要かもとかわい子ちゃんに話すも。
え?2人で3泊でしょ?いらないいらない全然いらない。とあっさり却下され、仲良く一つのキャニスターで頑張ることとなった経緯。

 

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今日寝るまでに食べるものを分けてなんとかなりそう。あとリトルヨセミテバレーにはフードストレージがあったはずだから明日の出発までの食事はベアキャニスターに入れなくていいだろうと踏んだ。あとハイクに必要ないものはトレイルヘッドのストレージに入れていく。

 

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ハッピーアイルからはミストトレイル。がっつり観光ルートで行く。途中の分岐からJMTに入り、つづら折りを行く。以前も通ったルートだけどここでネバダフォールの上まで高度をあげるのがしんどい。途中で見かねた嫁が水をひょいと2リットル持ってくれた。
水とフードキャニスターとで20kgオーバーしていたのと、昼ごはんを食べ損ねて結構バテてしまった。

 

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ネバダフォールの手前でレンジャーと出会う。
「今日はどちらまで?パーミット持ってる?」
というのでパーミットを手渡す。
パーミットを見ながら時計をチラリとしながらふむふむ言っている。リトルヨセミテバレーまでどのくらいかかるか?
と聞くと、ここまでどれくらいかかったかを聞いて、
「1時間半位だよ、ベアキャニスターも持ってるね。」(ベアキャニスターはバックパックの最上部に入れていたので形がくっきりわかる。)
「雪が降るかもだけど、気をつけて!」と送り出された。レンジャーは自然を愛する感じの良い警察といった感じで、銃を携行していた。

ネバダフォールの先で15時前にやっぱり雨。と思いきやヒョウだ。ザックカバーと傘で進む。
雨宿り休憩のバックパッカーカップルに話しかけると、トゥオルミまで行く。という。
思わず、え!というと
「もち1日ではないよ!」という。そりゃそうだろうけど、タイオガロードはまだオープンしていないし、冬に行ってもヨセミテまで戻ってこれないんじゃないの?と思ったけど口には出さず。
彼氏の靴はスタート地点にしてダクトテープでグルグル巻きだし。。大丈夫かいな。

 

その後はまた少し晴れ間が出たけど雨雲が近い。

 

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16:30にリトルヨセミテバレーに着く頃にはまたパラパラきていて、立派な2階建てのトイレには雪を逃れてか、男性2人組が寝袋を出して座っていた。気だるいHi。

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キャンプサイトは奥。ここで一気にヒョウが降ってきた。
バツバツ!と体に叩きつけるヒョウの中、急いでテント設営。グラウンドシートにも一気にヒョウが溜まる。
なんとか張り終えて中に滑り込むと結構濡れてしまった。

一呼吸ついて外を見ると積もり始めていた。
テント内でカップラーメンリフィルを2個づつ。朝食用にいいんだけど、かさばるのでやっつけてしまう。
クマのことを考えると、本当はテント内で食べちゃダメなんだよね?でも雨の時は無理じゃない?という問答を繰り返し、よく換気をするということで結論を出した。結構空腹で疲れて弱っていた。

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17:30 うだうだして、食料をフードストレージにしまい、トイレに行って寝た。まだ降ってる。

 

0:30 起床。昨日と同じ時間で規則正しい。雪は止んでいた。
トイレついでに空を見ると星も少し出ていた。月はおぼろだ。

明日の行程を思う。
明日は1日雪予報。明後日は晴れ。
標高を上げるサンライズはパーミット発行時にも雪があるというし、さっきまでのでさらに積もっただろう。
一方マーセドレイクはバレー沿いに進むので標高は大きく変わらない雰囲気。選択肢は2つ。
1.サンライズまで雪の中進んで明後日の晴れでのサンライズを拝む。
2.マーセドレイクまで無理せず進み、明後日朝の晴れた湖畔でゆっくりして戻る。
多分後者を選ぶ。
それにしても、トゥオルミまで行くカップルは標高を上げたはず。大丈夫だろうか。彼氏の靴はダクトテープでグルグル巻きだ。

 

行動時:ベースレイヤー・フリース・レインジャケット・長ズボン

就寝時:ベースレイヤー・フリース・ダウンジャケット・長ズボン・ダウンパンツ

BGM:Bobby Earth & Ozone – Candyland (Live)

 

つづく

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