GO HIKE

Stop Reading This Blog and Go Outside

ポートランドその5 (再びポートランドへ) 2013/4/29

2013年8月2日 Ikeda 0 Comments

アメリカ西海岸(ポートランドとヨセミテ)の旅。こちらの記事は5日目の記事です。
【目次】
1日目:ポートランド到着からパールディストリクトの街歩き
2日目:リバークルーズやポートランドでのライブ鑑賞
3日目:ファーマーズマーケットやワシントン公園ハイキング
4日目:ポートランドからフッドリバーへ
5日目:フッドリバーから再びポートランドへ(この記事です)

 

コロンビア川沿いの歩道
フッドリバーのすがすがしい朝。食事を摂る前にホテル目の前のコロンビア川を散歩にでてみる。
高すぎない気温と爽やかな湿度で思わずジョギングしたくなる。
ワシントン州とオレゴン州を隔てる川を渡る橋は、朝から車の往来が結構あるようだった。越境通勤もあるのだろうか。
ベストウェスタンホテルは朝食付きなので、ホテル内のレストランで朝ごはん。ホテルでの朝ごはんはこの旅で初めて。
「ワッフルが超オススメです」と案内してもらったのだけど、甘そうだったので別のものを頼む。体が小麦粉以外を欲している。
ベストウェスタンの朝食
田舎町の平日朝というのんびりした空気の中、チェックアウトするもポートランドに戻る午後発のバスまでは時間がある。
そこでホテルと街の間にあるHood Riverのビジターセンターを冷やかして、本当は訪れたかったマウントフッドのパンフレットなど情報収集。
フッドリバー歴史資料館
まだまだ時間はあるので、隣接するフッドリバーミュージアムにも寄ってみる。有料だったけど値段忘れちゃったな。
フッドリバー歴史資料館のような体裁で、おもにネイティブインディアン、日本人移民、マウントフッド登山のセクションにわかれていた。
マウントフッド登山にまつわるワッペン
フッドリバーミュージアム。マウントフッド登山の歴史展示
マウントフッド登山の歴史展示
建物の前に日本語のうたが書かれた石碑があったのはこの由来か。なんでも大戦前に日本人が多く移り住み、開墾し果樹園を拓き、フッドリバー鉄道の敷設にも従事したらしい。
果樹のための木箱 HOOD RIVER PEARS
私達が日本人とわかるとマダムたちが「これを見て行きなさい」とTVを操作して映像を見せてくれた。
日本人移民が戦争によってフッドリバーを追われ、キャンプへの強制収容、またフッドリバーでの生活を取り戻すまでの軌跡。
視点がアメリカなのでプロパガンダ的なアメリカ万歳ムービーかとおもいきや、日本人がフッドリバーにもたらした功績や、強制収容への不当性を訴えた日本人の存在なども描かれていて史実にもとづいたドキュメンタリーな印象だった。
あの時のことは、あの時のことと割り切っている感じ。これが戦勝国アメリカか。
排斥の事実と日本人の功績
日本人の残した資料
アメリカでの意外な出会いに感心していると、後ろから「ニホンジンデスカ?」と呼ばれた。
声の持ち主は退役軍人のキャップを被った、齢70〜80のおじいちゃん。
お話を伺うと、戦前に岡山から渡ったルーツを持つ3世だという。名前はイマイさん。
先ほど見た映像を再度見ながら、当時〜現在までのお話を本当にたくさん聞かせて頂く。一つ一つをここで記すのは省略。まさかこの地で「排斥(ハイセキ)」という言葉を聞くなんて思ってもみなかったけれど、その話は貴重だ。
最初は片言だった日本語も、最後にはかなり流暢になっていたイマイさん。話していて、記憶とともに言語まで解されていく様子がみてとれた。
最後に「丘に登ればマウントフッドも見れますよ」といいことを聞く。

帰国して、この本を買った。
Museumをでると3時間近く経っており、もう昼過ぎだ。
とりあえず、ゴロゴロ引いているスーツケースが邪魔なので、バス発着所のフッドリバー鉄道駅に寄ってみる。
フッドリバー鉄道駅舎
「今日は鉄道は走らないから、端っこにおいていて大丈夫よ。私達もここ(窓口&詰所)にいるし。」
とのことで駅舎内にスーツケースを放置して丘をめざす。

 
フッドリバーの高台につづく階段
インディアンクリークトレイル
フッドリバーのサインペイント
途中犬の散歩の男性やウォーキングの女性に「マウントフッド見られますか?」と聞くも「うーーーん。。どうだろう、見えないこともないだろうけど、うーんどうだろう…」となんとも微妙な口ぶり。どうも木が邪魔っぽい。

 
フッドリバーの住宅街
ひょんなことから山探しで歩いてみたけど、ザ・アメリカな住宅街ってなかなか出会わないので良い体験だった。山見られなかったけど。

 
フッドリバーのグレイハウンドバス停
結構ディープな体験ができて満足なうちに、バスの時間が近づいた。
スーツケースを取りに駅舎に入ると、詰所の人々も消えていてもぬけの殻だ。よく盗まれなかったな。
04/29/13 03:00PM GLI-1343 * Depart HOOD RIVER (E), OR
04/29/13 04:10PM -0 * Arrive PORTLAND, OR
グレイハウンドバスは結構混んでいたけど、入れ替わりで空いた前方の席をゲット。
後ろをチラッと確認したけど、難易度高いな。。あいてよかった。

 
ポートランドにもどると再びエースホテルにチェックイン。オレゴン州滞在も最終日で、翌日はサンフランシスコに移動だ。
犬の絵が書いてあるエースホテルの部屋
エースホテル、通り側の部屋
最終日らしくおみやげを仕入れに巨大書店パウエルズ(滞在中は毎日行ったんじゃないかしら)、ホールフーズマーケット。
パウエルズ書店
村上春樹コーナー。村上春樹もポートランドに言及してたような。好きなんだっけ??
パウエルズでは、日本でも人気急上昇のキンフォークというおしゃれライフスタイル雑誌も購入。
ホールフーズマーケットのビール棚
そしてパールディストリクトのパタゴニア。
ポートランドのパタゴニア
休憩はもっぱらビール!
休憩はビール
最終日のご飯は、夕方にお腹が空いてしまってチャイナタウンへ。ボリューム満点過ぎて店をハシゴする気力ももぎ取られた。もっと胃袋を鍛えておけばよかった…
チャイナタウン
しみじみと街のなかを流してホテルへ。せめて1ヶ月くらいないと足りないな。
コンパウンド
最後までオレゴンビールを摂取。
フルセイルビール
翌日はサンフランシスコ。土産をどうにかパッキングして飛行機に乗れる状態にしなくては。。
つづく

6日目:ポートランドからサンフランシスコ

Previous Post

Next Post

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *