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ポートランドその6 (サンフランシスコへ) 2013/4/30

2013年8月3日 Ikeda 0 Comments

アメリカ西海岸(ポートランドとヨセミテ)の旅。こちらの記事は6日目の記事です。
【目次】
1日目:ポートランド到着からパールディストリクトの街歩き
2日目:リバークルーズやポートランドでのライブ鑑賞
3日目:ファーマーズマーケットやワシントン公園ハイキング
4日目:ポートランドからフッドリバーへ
5日目:フッドリバーから再びポートランドへ
6日目:ポートランドからサンフランシスコ(この記事です)

 

エースホテルの部屋からの景色

 

なんか旨そうなもの運んでるぜ

 
i had (make) a mistake.
Portrandを発つ朝。近くのカフェFresh Podへコーヒーをのみに。

ホテルへもどったら落ち着くまもなくチェックアウトし、ポートランド空港へ移動。今日はサンフランシスコへの移動日。
自動チェックインの操作を間違え、預け荷物にちょっと危ないものが入ってます的な知らせが嫁のボーディングパスに入ってしまう。顔の引きつる嫁。
預け荷物の際に「hi. i had a mistake…」というと「あー、これね。全然大丈夫だよ」との答え。
よくある間違いなのだろうか。物分かりが早かった。

アラスカ航空で移動です

 
ポケットの中の物は全部出せ。全部だ!といわれながら、セキュリティゲートをくぐりボディチェック。ポケットからはMAXのチケットなどなど出てきて「ほらー全部出せって言ったじゃん」的な雰囲気になる。
どうやら自分はアメリカで適当な男になったようだ。

出発までにもう一杯。ポートランド空港内にはROGUEがあるのが最高。
アメリカでは座りたい席を自分で指定していいと知った。入り口付近の混み入った席でなくて、飛行機がよく見える窓際の席を希望して、バーガーとビール。
土産物屋でオレゴンの山々が並ぶナイスなTシャツ。チョコ。Keep Portland Weird.缶バッジと買い込み、いざサンフランシスコへ。
嫁はペンドルトンで大きなオレゴントートバッグを手に入れていた。オレゴンの地図イラストが描かれたもので、たしかに可愛い。オレゴンってのが田舎ぽくて好きだ。新宿のルミネにも同じ物が売っていたが気にしない。
さよならポートランド、としんみりしていると、飛行機は1時間遅れて飛んだ。しんみりし疲れたわ。

空でもインターネット。

 

サンフランシスコ

 
空港移動用の電車を乗継ぎ、BARTにのる。
ホテルの最寄り駅、ミッション16で降りる。ホテルにはまっすぐ10分強と思っていたが、進む方向を間違えてしまう。
しかしポートランドに比べて明らかにサンフランシスコは都会だ。みんな歩くの早いし、自分がかなりおのぼりさんに感じる。
あまり観光客ぽい雰囲気を出したくないのと、道を間違えた焦りから、iPhoneをみながら歩く嫁に対しナーバスになって「歩きながらiPhoneみてたら強奪されるよ」と脅す。
そんな話はデマカセだし、スーツケースゴロゴロしてるアジア人の段階で観光客だとはまるわかりだ。
今回の旅で一番「俺ちっちぇーなあ」と思った。

エドワーディアンホテルは見た目こそアジのあるものの、思っていたよりずっと小じんまりしていた。
夕食の約束があったので、サクッと着替えて、再度ミッション16thの駅を徒歩で目指す。(ココらへんは夜歩けないなぁと思いながら)
ポートランドという片田舎から上京したての我々にはミッションエリアでの待ち合わせは難易度が高い。
黒人やヒスパニックの人々を見た目で判断してはいけないが、なんか怖い。
嫁は完全にビビってスーパーマーケットで明日の水とご飯を買うと言い出す。わしさん、早く来てくれ。。
大学の先輩のわしさんは、日本ではコミックの編集をしていた。
長く務めた仕事を辞めて、アメリカ育ちの子と結婚してサンフランシスコに引っ越すと聞いたときは、さっぱりしてて清々しいと思ったし、羨ましく思ったし、ちょっと誇らしくもあるわけだ。
だいぶシルエットがアメリカナイズされたワシさんが登場し、メキシカンが有名なミッションにあって、Hipster Chineseへ。熱い時期から少し経って落ち着いてきた頃らしいが、まだまだ賑わっている。

移動の疲れか、食事に胃がついていけない。ああ、もっと食べたいのに。でもお酒はどんどん入る。
そんななか、先輩の奥さんであるヨーコちゃんの
「iPhoneみながら歩いてたらだめだよ。簡単に$300を盗れるのだから、イージーだよ。」
という言葉を聞いて耳を疑った。
昼間に嫁に向かってあてずっぽうで言った自分の卑しいひと言が、サンフランシスコ育ちのサンフランシスっ子によって現実になった。
その瞬間、懺悔も忘れ嫁に対しドヤ顔で「それ見たことか」と目を細めアッピールした俺は、アメリカかぶれのイヤミ野郎だ。この旅で一番のドヤ顔だったろう。
日本ではもう少し真面目に生きよう。

もう一杯。ということで少し歩いて2階もあるような大きなバーへ。
この時点で結構酔っ払っていた私は、カクテルリストからアブサンの文字を辛うじて読み取り、精一杯気取って乾杯をして、結構こぼした。
嫁はマティーニだったと思う(50/50 マティーニとか?)。グラス2杯分のそれを1杯分もらった。

奥さんのようこちゃんはオークランドでお店をやっていて、うまいこと行っているようだ。
わしさんもなんだかんだで仕事をみつけ、うまいことやってていい線いってるんじゃないか。
次回訪問時の宿もできたことだし安心した。
クルマでホテルまで届けてもらう。深夜のミッションエリアを歩かずに済んで助かった。
明日は朝6:30にヨセミテ行きのバスに乗らなければだけど、起きられるかどうか…
寝る前にメールを見ると、ヨセミテまでのバス会社から。
「明日のバスは6:00発になったのでヨロシク( ^ω^)」
ヨロシクじゃねーし∑(゚Д゚)
こんなの前日深夜に送っちゃうの?メール見なかったら乗り遅れちゃうのアメリカ?これがUSA?
動揺しながらとりあえず目を瞑るのでした。

7日目:サンフランシスコからヨセミテへ

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